2006年8月7日〜11日の日程で
立命館大学ダイビングサークル部「NGIS」50名の皆様が
奄美大島にダイビングに来て下さいました。

「NGIS」とはパラオ語でブルーホール(ダイバーであれば一度は潜りたいパラオの人気ポイント)を意味するそうです。

総勢50名様のダイビング、そしてほとんどがフルレンタルという事でだいぶ前から今日のためによいこスタッフは準備をしてきました。

滞在4日間の細かいスケジュールの打ち合わせ、全てのダンドリ完璧で臨みました。台風が3つも発生という(やっぱり台風来たか〜〜)ハプニングはありましたがそれる事を祈りましょう。

7日の9:45に飛行機も遅れる事なく奄美空港に到着です。手作り垂れ幕で「いも〜れ奄美」。黒糖入りのレイを50名様の首にかけてアロハ気分を少し味わっていただきました。

今回は「ばしゃ山村」支配人の福崎さんのご協力でホテルのバスを出して頂きました。が,,,バス+よいこ号3台でも全員の荷物と50名様は乗れず、ピストンで宿泊先の「クレータービーチ海」へ。いきなり戦争でした・・・ 全員無事に宿泊先に到着。その後、50名分のレンタル器材を運び明日のダイビングがスムーズに行くようにレンタル器材のチェックを各自してもらいました。
そして夕食のバーベキューの準備です,,,, 50名分の食材の用意も大変でしたが、ショップにあるバーベキューのテーブルや椅子を全部運ぶのも一苦労でした。

バーベキューは5時から宿泊先の「クレータービーチ海」さんの庭をお借りしました。

「島の魚を一匹まるごと」、我々には普通になってしまっているこの斬新な焼き方が好評。あっと言う間に骨だけの姿になっていました。やはり黒ブタも大人気でした。

8/8 さあ、いよいよダイビングの日です。マリンスポーツ奄美の才さんと山本さんにご協力いただきました。

50名を半分の25名に分けてAチーム、Bチームを作りました。早朝7時に港にタンク50本並べ、横に器材とウエイトを置きました。メッシュバックには各々の名前を貼りつけ、ウエイトの玉数もスーツの種類と身長、体重で事前に用意。

各チームも4班に分けて、1班は塾長、2班は才さん、3班はシゲさん、4班は山本さん、今回ヘルプで大阪から来てくれた西村君は全体のアシストです。

陸班は塾長嫁、メグちゃん、才さんの奥様の智代さんです。

当初、台風の影響で今日のダイビングは怪しいのではと、何日も前から綿密にたてた計画が水の泡になる所でしたが、普段の行いがとっても良いせいか台風の影響は無くなりました。

宿泊先から港までは当初歩いての予定でした。ウエットを着て歩いて港に到着した時は疲れ果てて全員倒れる寸前。これはイカンという事で宿泊先〜港は車での送迎に変更です。

8時にAチームが港に到着。お世辞にも「自立したダイバー」とはいえないダイバーの皆さん。セッティングやら何やらパニック。各班の担当ガイドが殆どの器材のセッティングの説明を,,,,,,

何はともあれ、無事に出航しました。

1本目のポイントは「大仏サンゴ」。透明度は少し悪かったようですが、始めて見たコモンシコロサンゴに驚きです。カメも見れてラッキ〜。みなさん満足笑顔で無事に帰港。10時30分出航のBチームが港に到着。全員で記念撮影です。Aチームは2台の車にギューギューに詰め込まれ、いや押し込まれて宿泊先で休憩タイム。予定より10分遅れてBチーム出航。「大仏サンゴ」です。ほぼ予定通りの出航にスタッフ満足。さあ、ショップに戻りタンクのチャージです。1時間半の間に目標30本のチャージ!ちょっと間に合わなかったけど予備タンクがあって助かりました。マリンスポーツ奄美の智代さんはさすがにテキパキ慣れた様子。塾長嫁はホンマ助かりました。メグちゃんも細い身体で力持ちです。

12時30分すぎに2本目のAチーム出航。「山本スペシャル」です。午前中より透明度も良かったです。クマノミ5種も見れたし、ウコンハネガイにも感激。

Bチームの2本目出航。スタッフは少し疲れぎみ。手作り愛情弁当はいつ食べたんでしょう,,,?  テンションを思いっきりハイにして最後のボートダイビング出航。当初の予定よりは少し時間をおしてましたが、無事に終了です。海班、陸班、クタクタです。

希望者のみ倉崎でビーチダイビングを楽しみました。

8/9(水)

9時から希望者のみ倉崎でビーチダイビングです。あまりにもたくさんの魚に感動。きれかった〜〜とみなさん満足笑顔でした。

午後からは「ばしゃ山村」でマリンスポーツを楽しみました。バナナボートをしたりスノーケリングをしたり,,,,

台風の影響もほとんど無く良かったですね。

8/10(木)ビーチクリーンです。今回お世話になった島の人達に少しでも役にたつ事がしたいという意向があり実現しました。

10時にAチームは宿泊先の「クレータービーチ海」を出発、Bチームは芦徳集落のはしっこ(成瀬宅近辺)から出発です。2ケ所からスタートし合流地点で終了です。

新聞社や龍郷町の広報も取材に来ました。

みなさん燃えるゴミ、燃えないゴミの分別にも協力していただきました。

暑〜〜い中、ほんとにご苦労様でした。

約2時間のビーチクリーン後、芦徳にこの夏オープンした屋台「ゆすかりしょれ」で昼食です。美味しい黒ブタ入りの豚汁とおにぎり。朝4時起きで用意して下さいました。

町会議員の中原正栄さんに最初ご挨拶をしていただきました。始めて聞く島言葉の挨拶を聞いてなんのこっちゃやらわかりません。

ネイティブシー奄美のボートキャプテンの別府さんが三味線と島唄を披露して下さいました。みんな聞き惚れていました。あちこちから「奄美に来て良かったね〜」という声が聞こえました。

龍郷町の田畑茂光町長も出張帰りに駆けつけて下さいました。御挨拶をしていただいた後、感謝状授与です。大学に持って帰る大きなお土産ができました。

龍郷町は唯一奄美の中で人口が減っていない町。観光誘致、企業誘致をしてさらに発展していきたいとお話されました。

そして最後に救急法の講習会です。
救命の連鎖という考え方には、早期の119番通報、早期の心配蘇生、早期のAED、早期の二次救命処置があります。そこで「あなたにもできる事がありますよ」という事で今回は心配蘇生法(CPR)のデモンストレーションを実施しました。
次ぎに、どんな安全ダイビングを心掛けても事故をゼロにする事は出来ないのが現実。万が一、ダイバーが溺れたり減圧症になってしまった時、大きな助けになるのが酸素供給です。今回はその酸素供給のデモンストレーションを実施しました。

ダイバーとしてあってはいけない事ですが、絶対に自分には起こらないとは言いきれません。みなさん真剣に聞いていました。

その夜、真夜中に4台の車に50名様と膨らんだ荷物を押し込み名瀬港へ。
車の中は酸欠状態。11日 午前3:50の名瀬港発の船でみなさん無事に帰られました。

「NGIS」の皆様、この度は本当にありがとうございました。

ダイビングだけではなく、全日程の全ての手配をさせていただきました。
精一杯おもてなしをさせて頂いたつもりでしたが、至らない点もあったかと思います。
よいこスタッフも今回色々な事を勉強させていただきました。

今後何かの時にふっと奄美大島での4日間の事を思い出していただければ嬉しいです。

是非また奄美大島で合宿して下さいね。お待ちしています!!

今回色々とご協力いただきました皆様に心から感謝いたします。
マリンスポーツ奄美の才さん、智代さん、山本さん
ばしゃ山村の支配人 福崎様
クレータービーチ海の里見さんご夫婦
お弁当でお世話になった寿々屋の奥様
龍郷町 田畑町長と役場のみなさま
芦徳集落の正栄さん
芦徳ゆすかりしょれの茂子姉さん、ゆきこ姉さん
あぶしまくらの聡子ちゃん
ネイティブシー奄美の別府さん
大阪の西村君とめぐちゃん(めぐちゃん、来年おいでや〜〜)

本当にありがとうございました